不動産投資を始めようとする多くの人は、「収益物件」という単語を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
収益物件とはどんな物件を指すのか?収益物件を持つことによるメリットを解説します!
\\収益物件とは?//
一定の家賃収入や賃貸収入を得ることで収益を生み出す物件のことを指します。
銀行に預金をしてもお金を増やすことができない上に、年金も将来しっかりともらえるかもわからないといった時代となりつつある近年、収益物件は大変注目されています。
また、収益物件には区分マンションをはじめ、貸し倉庫や賃貸オフィスといった物件も含まれます。
収益を上げることを目指して所有を行う収益物件ですが、保持するにあたって空室リスクや事故物件となってしまうなどのリスクも伴います。
リスクを顕在化させないために、ある程度の知識や情報を持ち、有効な打ち手を講じていく必要があります。
=収益物件を持つことで得られる収入=
収益物件を持つことで物件のオーナーとして、家賃収入を得ることができます。しかし、収益物件を持つことで得られる収入はこれだけではありません。
収益物件を借りられる際に発生する礼金や、契約の更新の際に発生する更新料も、収入としてオーナーの手元に入ってくることになります。
基本的に、物件の契約は2年となっていることが多いので、2年おきに賃料の1ヶ月分程度の更新料を手にすることができます。
=収益物件を持つことで発生する支出=
収益物件を持つということで出て行くお金も発生します。
こちらは、物件を購入する際にかかる初期費用(イニシャルコスト)と物件を保持していると継続的に発生する維持費用(ランニングコスト)に分かれます。
■初期費用(イニシャルコスト)
<必須>
- 仲介手数料
- 契約時の印紙代
- 固定資産税・都市計画税の精算金
- 管理費・修繕積立金の清算金
- 登記に必要な費用
- 火災・地震保険料
- 不動産取得税
<ローンを組む場合に必要>
- ローンの契約における印紙代
- ローンを組むことによる事務手数料
■維持費用(ランニングコスト)
- 管理費
- 修繕積立金
- 管理手数料
- 修繕費
- 固定資産税・都市計画税
収益物件のメリットは?
収益物件を持つ目的として、一番に挙げられることといえば、もちろん家賃収入を得ることでしょう。しかし、収益物件では、家賃収入が得られること以外にも意外なメリットがいくつもあります。
ここからは、そんな収益物件を持っていることのメリットについて紹介していきます。
家賃収入を得ることができる
家賃収入は、最もオーソドックスなメリットです。
賃借人がいる限り、家賃収入は手元に入り続けることになるので、収益物件を持つことの最も大きな旨味ということができるでしょう。
また、家賃収入を継続的に手に入れるには、良い物件を手に入れ、空室対策をきちんとしておくことが非常に重要です。
失敗しない不動産投資を行うためには、こういったポイントをきちんと抑えるように心がけましょう。
自分のお金を使わずに資産を増せる
収益物件を購入するほとんどの人は、ローンを組んで物件を購入することになります。
毎月得られる家賃収入だけで、コツコツとローンの返済を行なったとしても、15年や20年後には完済することができます。
このように考えると、収益物件を購入して15年や20年後には、自己資金を使うことなく、収益物件という資産を手に入れることができるのです。
また、不動産投資を行う中では、途中で物件を売却して、その収益を得ることで利益を最大化できる場合もあります。
収益物件は税金対策にもなる
「税金対策にもなるから、収益物件を購入すべき」というようなアドバイスを聞いたことがある方も多いでしょう。これは一体どういうことでしょうか?
収益物件を購入すると、通常であれば確定申告を行う必要のない会社員でも確定申告を行う必要が出てきます。
しかし、その確定申告の中で、物件そのものの購入費用などの初期費用や、管理費・修繕積立金などといったランニングコストなどのほとんどを、経費として計上することができます。
そのため、所得税の還付を受けることが可能となるケースが多く、人によっては毎年数十万円の還付を受け取ることができる人もいます。
こうして、収益物件を持っていることで、稼いだ額に対して何もせずに税金を支払っているよりも、支払う税金を少なくすることが可能になるのです。
物件のオーナーが何歳になっても変わりません。
つまり、老後も収益物件を持っておくことで、毎月の収入が維持できるということになります。
収益物件で得られる家賃収入を、老後の資金源の一つとしながら生活していくことも、選択肢の一つとして考える人が非常に増えてきているのです。
未来の資産を最大化させるために、良い収益物件を手に入れて旨味をしっかりと味わうことのできる不動産投資を実践していきましょう。
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