相続などで取得した土地の活用方法を検討されている方の中で、一棟アパート賃貸経営にするか
戸建て賃貸経営にするかと迷われている方も多いのではないでしょうか。
実は、変形地や狭小地など特殊な形をした土地の場合、一棟アパートを建築するより戸建て賃貸経営の方が
適しています。戸建て賃貸を成功させるために知っておくべき知識をまとめてみました。
戸建て賃貸とは、戸建て単位に人に貸すことにより賃貸経営を行うことを言います。
入居者のターゲットとしては、ファミリー層がメインとするのが特徴です。
▣一棟アパート経営と比較した戸建て賃貸のメリット
狭小地など変形した土地でも活用できる
土地の形がキレイな整形地の場合、一棟アパートのプランニングを立てやすいのですが、変形地や狭小地の場合
アパートだとデッドスペースが生じやすく、土地をフル活用できないと言えるでしょう。
一方、戸建ての場合、建物が一棟一棟と独立していますので、土地の形に合せてプランニングをすることができ
土地をフル活用することができます。
また、法律や規制などによって大規模な住宅を建てられない土地であっても、戸建て住宅であれば建てられる
というのも大きなメリットとして挙げられます。
供給量が少ないため競争率が低く、家賃が崩れにくい
供給量が多い一人暮らし用のアパートと比較して、戸建て住宅の供給量が少ないため
賃貸としての競争率が低いといえます。
また、競争率が低いことに対して、入居者の需要ニーズが高く、家賃相場の値崩れも起きにくいという
メリットが挙げられます。
入居期間が長いことから空室リスクをおさえることができる
一人暮らしの賃貸と比較して、ファミリーの場合は子どもの入学などの関係で、生活環境を簡単に変えられない
ことから、長く入居する傾向が高いです。
入居期間が長いことから、空室リスクをおさえることができ、安定した賃貸経営ができると言えるでしょう。
出口戦略(売却)が立てやすい
長く賃貸経営を続けるつもりでも、途中で売却することも考えられます。一棟アパートの価格が高く
投資物件としか売却ができないこともあり、買主は投資家に限定してしまうため、売却に時間がかかってしまう
場合が多いです。
一方、戸建ての場合、まとめて売却する必要がなく、1棟ずつ売却することができることから物件価格を
おさえることができます。また、投資物件としてではなく、普通の住居物件としても売却することができますので
買主のターゲットを広げることができることから、売却(出口戦略)しやすいといえます。
では満たされない下記の入居ニーズに対応できる
ファミリーの方が賃貸を探される時は、戸建てとマンションを比較される方も多いでしょう。
マンションでは満たされない下記の入居ニーズから戸建てを選ばれる方が多いのも実情です。
- 上下階の人との騒音や振動トラブルと無縁
- ペットを飼うのに制約がない
- 子どもを遊ばせる庭がある
- 駐車場を確保する必要がないから、駐車場の費用を節約することができる
- 室内に持ち込みたくない荷物を置くスペースがある
戸建て賃貸に適している人とは?
不動産投資において、マンション経営や一棟アパート経営と様々な投資物件タイプがありますが
戸建て住宅の賃貸経営にはどんな人が適しているのでしょうか。
具体的には以下のような特徴が挙げられます。
・相続などで取得した土地を有効活用したい人
・所有している土地が変形地や狭小地のため、一棟物件を建てにくい
・土地は賃貸ニーズがあるエリアにある
戸建て賃貸には、変形地や狭小地など一棟物件には不向きな土地をフル活用することができるという
大きな特徴はありますが、土地があるエリアによって戸建賃貸として適していない場合があります。
戸建て賃貸で成功するには・・・
・賃貸物件として適している立地であるか
・土地があるエリアの家賃相場で賃貸経営として成り立つのか
・戸建て賃貸を専門とする賃貸管理会社を選定できているのか
などのポイントをきちんとおさえることが大切といえます。
これから戸建て賃貸を検討されている方にこの記事が参考になれば幸いです。
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