農地の購入ガイド:注意すべきポイント

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土地購入における注意点5選

ここでは、土地購入をする際に最低限チェックしておくべき注意点を5つ解説します。

  • 用途地域を確認する
  • 地盤が強固であるか確認する
  • 接道義務を果たしているか確認する
  • 隣地との境界線が明確か確認する
  • 周辺環境が良好か確認する

土地を購入し後悔しないためにも、上記5点の項目を確認しましょう。

用途地域を確認する

前述した用途地域は建築物の建築許可を取得する難易度に大きく影響します。特に店舗兼住宅を検討する場合は、必ず許可要件を満たすかどうかチェックしておきましょう。

地盤が強固であるか確認する

地盤が柔らかい場合は改良工事が必要となります。

比較的安価に対応できる表層改良ですむ場合は問題ありませんが、場合によってはソイルセメントや鋼管杭といった大規模改良工事が必要になる場合があります。

接道義務を果たしているか確認する

接道義務とは、4m以上の道路に2m以上接していることです。延長敷地と呼ばれる形状の土地は、延長部分の長さが接道幅によって変わるため注意が必要です。

隣地との境界線が明確か確認する

境界線が明確かどうかを目視で確認することは前提ですが、境界杭の有無についても重要です。

境界杭がない場合は売主に確定測量をおこなってもらい、杭を設置するのが一般的です。

しかし、中には測量で隣地と売主が揉め、険悪なムードで引渡しを受けることがあります。

そのような事態を避けるためにも、境界線と境界杭が明確になっていることが重要です。

周辺環境が良好か確認する

周辺環境は土地の周りだけでなく、少なくとも3ブロック先までは確認するようにしましょう。また、夜間と昼間の状況を知っておくことも重要です。

土地を見学する際には土日祝であることも多いため、平日の状況も購入前にはチェックしておきましょう。


土地購入において注意すべき土地の特徴

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購入検討している土地にリスクがあるかどうかを把握するためにも、注意すべき土地の特徴は把握しておく必要があります。

  • 隣地との高低差がある
  • 土地の形が歪んでいる
  • 土地の前に消火栓が設置されている

一般的に上記3点の土地は購入後のリスクを伴う可能性があるため、注意が必要です。

隣地との高低差がある

隣地との高低差によるリスクは日当たりが考えられますが、隣地が2m以上高いケースや1m以上低いケースではガケ条例が適用され、建築がそのままではできません。

ガケ条例を回避するために建築面積を制限したり、擁壁を組んだりなどの対応が必要です。

土地の形が歪んでいる

土地はキレイな成形地だけでなく、ひし形や凸型といったさまざまな形状があります。いびつな形の土地は建築できるもののデッドスペースが多く、使っていない土地が多くなります。

そのような土地に家を建築した場合、デッドスペースの固定資産税を無駄に支払い続けることになるため、注意が必要です。

土地の前に消火栓が設置されている

土地の前面にはガードレールやカーブミラー、電柱といった建造物が設置されている場合がありますが、消火栓が設置されている場合は注意が必要です。先に挙げた3つの建造物は移設可能なものです。

ただし、消火栓は原則移設できません。そのため、消火栓にぶつけないよう駐車する必要があり、さらには有事の際には目の前に消防車が停車する場所となってしまいます。

土地購入に関するよくある質問

ここでは、土地購入に関するよくある質問について解説します。

  • 待った方が良い土地を買える?
  • 土地購入で後悔して立ち直れないときはどうすればいい?
  • 縁起の悪い土地は存在する?

待った方が良い土地を買える?

車や時計であれば気に入った品をいつでも購入することができ、一点物の洋服でも一旦取り置きしてもらうことで他の人に購入されないようにすることができます。

ただし、不動産は全て世界で1つの一品物となっており、さらには仮押さえができません。そのため、「この土地も良いけどもっと良い土地が出るかもしれない」という考え方は危険です。

待つことで良い土地が出たとしても、比較するために保留にしておいた土地はすでに他の人が購入しているでしょう。気になる点がない土地と出会った場合は、なるべく早く検討し購入の判断をすることをおすすめします。

土地購入で後悔して立ち直れないときはどうすればいい?

購入した土地が、どうしても気に入らない場合は、早めに売却してしまいましょう。

高くなってから売ることもできますが、高くなるかは誰にも分からず、固定資産税という維持費を支払い続ける必要があります。

気に入らない立地に住み続けるということもストレスになるため、早期売却をすることで新しく土地を探すことが賢明です。

縁起の悪い土地は存在する?

結論からいうと、縁起の悪い土地はありません。風水や家相といった考え方はありますが、家のオーナーと家族が気持ちよく暮らせるかどうかが重要です。

土地購入における注意点を押さえて理想の土地を手に入れよう

土地購入は不動産のプロでも悩むことがあるくらい難しく、失敗が多い不動産購入といえます。そのため、土地の注意点や特徴をしっかりと把握し、購入を検討するようにしましょう。

あやめ不動産は土地開発事業・農地・不動産の有効活用相続対策・空き家の売却・事業用用地・マンション用地など多岐にわたり、賃貸や管理等は取扱わないため不動産売買に特化した不動産業者になります
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