2025年あやめ不動産|売る?貸す?相続した土地の活用ステップ

相続で土地を受け継いだものの、「どう活用すればいいかわからない…」「売るべき?貸すべき?」と悩む方は多いのではないでしょうか。

相続した土地は、放置すると 固定資産税 などの維持費がかかるだけでなく、雑草や管理不足による 近隣トラブル にもつながりかねません。


そこで今回は、相続した土地を上手に活用するための 基本ステップ をわかりやすく解説します。

 

ステップ1:現状を把握する

 

まずは「どんな土地なのか」をしっかり把握することから始めましょう。

※登記情報の確認

誰の名義なのか、共有状態になっていないかをチェックします。
→ 法務局で登記簿謄本を取得できます。

 

※土地の種類を確認
宅地・農地・山林など、種類によって売却や活用の方法が変わります。
特に農地は「農地法」の許可が必要なケースが多いので注意。

 

※固定資産税評価額を把握
市町村から届く固定資産税通知書で、土地の評価額を確認しましょう。
将来的な税金対策にもつながります。

 

💡 ポイント
相続登記は 2024年4月から義務化 されています。
名義変更を放置すると罰則や売却不可のリスクがあるので、早めに手続きを。


ステップ2:土地の価値を調べる

土地活用の方向性を決めるには、まず その土地がどれくらいの価値があるのか を知ることが大切です。

 

不動産会社に査定依頼
複数社に無料査定を依頼すると相場がわかります。

 

用途地域や建築制限を確認
住宅地か商業地かによって、活用方法が大きく変わります。

 

※将来性を考える
近隣の開発予定や人口動向もチェック。
→ 今は田舎でも、数年後に開発が進むエリアかもしれません。

 


ステップ3:活用方法を検討する

 

ここで「売る」「貸す」「自分で活用する」の3つを比較しましょう。

 

1. 売る(現金化)

・メリット

 

-管理や固定資産税の負担がなくなる-

 

相続人同士で分配しやす-

 

・デメリット

 

-将来の価値上昇を逃す可能性がある-

 

-売却益に譲渡所得税がかかる場合あり-

 

おすすめケース

 

すぐに現金が必要な場合、管理できない遠方の土地など。

 


2. 貸す(収益化)

・メリット

 

-安定した収入が得られる-

 

-売らずに所有権を維持できる-

 

・デメリット

 

-初期投資や管理の手間がかかる-

 

-空室リスクや賃料滞納リスクがある-

-貸し方の例-

駐車場として貸す

 

アパートや戸建てを建てて賃貸経営

 

農地なら農家に貸す

 


3. 自分で活用する

 

家を建てて住む

 

事業用地として利用

 

趣味や農業のために使う

 

将来のライフプランに合わせて検討しましょう。

 


ステップ4:専門家に相談する

 

土地活用は、法律や税金が絡む複雑な分野です。
一人で判断せず、専門家に相談するのがおすすめです。

 

    • 不動産会社:査定や売却サポート

 

    • 税理士:相続税・譲渡所得税対策

 

    • 司法書士:相続登記手続き

 

  • 行政書士:農地転用の許可申請


 

複数の専門家と連携することで、トラブルを未然に防げます。

 

相続した土地を放置すると、税金・管理・トラブルという負担が積み重なります。
以下の4ステップで、計画的に進めましょう。

 

1.現状を把握する(登記・種類・税金)

 

2.土地の価値を調べる

 

3.売る・貸す・活用するを比較

 

4.専門家に相談する

 

早めの判断が、土地の価値を最大限に活かすカギになります。

 

-阪神本店-

tel:078-882-7757

〒657-0057
兵庫県神戸市灘区神ノ木通3丁目3−16 Y-COURT神ノ木ビル 1F

https://maps.app.goo.gl/MYvpxY5fniT4c9EC7

 

-姫路支店-

tel:079-237-1431

〒671-1107
兵庫県姫路市広畑区西蒲田273−1

https://maps.app.goo.gl/qfN8AQq8PvkLreWGA