遊休地や農地が眠っていませんか?事業用地として活用することで、収益化だけでなく地域活性化にもつながります。新しい土地活用のヒントを紹介します。
■眠っている土地が未来を変える■

「昔は田んぼだったけど、もう使わなくなった…」「親から相続した土地、どう活用すればいいかわからない」
そんな悩みを抱えている土地オーナーは少なくありません。
しかし、視点を変えればその土地は 「負動産」から「地域と未来を支える資産」 に変わります。
特に近年は、物流施設や再生可能エネルギー拠点、体験型観光施設など、多様なニーズが生まれています。
本記事では、事業用地開発の最新トレンドと、活用のための考え方をご紹介します。
-事業用地開発が注目される背景-
1. 人口減少と空き地問題
日本全国で空き家・空き地が増加しており、特に地方では土地の「使い道がない」問題が深刻化しています。
しかし逆に言えば、 「安価で広い土地を活用できるチャンス」 でもあります。
2. 物流・データセンター需要の増加
EC市場の拡大により、物流倉庫の需要は右肩上がり。またAI時代のインフラであるデータセンター用地も急速に求められています。
これらは都市部だけでなく、 地方の大型遊休地にもチャンス をもたらします。
3. 脱炭素と再エネ事業
太陽光や風力など、再生可能エネルギー事業は広い土地を必要とします。
特に、農地転用による 「ソーラーシェアリング」 は持続可能な土地活用として注目されています。
新しい土地活用アイデア3選
1. 地域と共生する物流拠点
単なる倉庫ではなく、地域の農産物を出荷するための共同拠点として活用。
例:地元農家と提携した「産直型物流センター」
:ポイント:
・地元企業と共同運営で地域雇用を創出
・国や自治体の補助金を活用しやすい
2. 観光×体験型施設
遊休地を観光コンテンツに転換することで、観光収入と地域活性化を同時に実現。
:具体例:
・農業体験&グランピング施設
・地域の歴史を活かした文化体験型施設
:メリット:
・初期投資が比較的少額
・SNSでの集客と相性が良い
3. 再エネ事業による安定収益
ソーラー発電やバイオマス発電は、長期的かつ安定した収益を見込めます。
特に「ソーラーシェアリング」では農業を続けながら電力を生産できるため、 農地を完全に手放す必要がありません。
活用を成功させる3つのステップ
ステップ1:土地の「価値診断」
・立地条件、法規制、接道状況を調査
・専門家に依頼して、事業適性を評価
ステップ2:地域ニーズの把握
・自治体の計画(都市計画・再生事業)を確認
・住民との対話を重視し、地域と対立しない計画を立てる
ステップ3:パートナー選び
・事業者・金融機関・行政を巻き込む
・初期段階から専門家と連携
土地活用は「視点の転換」がカギ
遊休地はそのままでは負担になることもありますが、活用次第で 「未来をつくる資産」 に変わります。
ポイントは、 「地域とつながる事業」 を意識すること。
もしあなたが眠った土地を持っているなら、まずはその土地の可能性を一緒に探ってみませんか?
-阪神本店-
〒657-0057
兵庫県神戸市灘区神ノ木通3丁目3−16 Y-COURT神ノ木ビル 1F
https://maps.app.goo.gl/MYvpxY5fniT4c9EC7
-姫路支店-
〒671-1107
兵庫県姫路市広畑区西蒲田273−1
https://maps.app.goo.gl/qfN8AQq8PvkLreWGA