【空き家問題】という言葉を耳にしたことはありますか? 現在、日本では空き家が増加の一途をたどっています。
使用目的のない空き家は、放置されるとさまざまな悪影響を引き起こします。
その中には、地域の経済や環境への負担が含まれ、個人の問題にとどまらず社会全体に影響を及ぼす重大な課題となっています。
ご両親が現在お住まいであれば問題はありませんが、すでに他界されていたり、入院や高齢者施設への入居によって実家が空き家になっているケースも少なくありません。
もしも実家がすでに空き家になっている場合は、早めに適切な対応を検討してみましょう。
実家が空き家になるタイミングは?
実家が空き家になるのは、どのような状況で起こるのでしょうか?
一般的に、主に以下の2つのケースが挙げられます。
□親の死亡□
親が亡くなったことで実家が空き家になるケースが多く見られます。
この場合、子どもたちはすでに別の場所で生活を築いており、実家に戻る予定がない場合、空き家の状態が続くことがあります。
また、親が他界してすぐに家をどうするか決められない場合も多く、結果として長期間空き家となってしまうのです。
□引っ越し□
親が引っ越すことで実家が空き家になるケースもあります。
例えば、子どもとの同居を始めたり、高齢者施設へ入居したりする場合、急に家が空いてしまいます。
このような場合、家をそのままにしておこうと考えることが多く、結果的に放置されることがあります。
特に、感情的な理由や時間的な制約で処分や活用を先延ばしにしてしまうことが原因となるケースも見られます。
空き家の活用法5選
空き家を放置せずに活用するにはどうすればいいのでしょうか?
いくつかの活用法をご紹介します。
①賃貸にする
空き家を手放したくない方や定期的な収入を得たい方は、賃貸にすることを検討しましょう。
賃貸にすることで家賃収入を得ることができます。
ただし、リフォームは必要ですし、維持費や修繕費がかかるため、収支が合うか確認する必要があります。
管理会社に委託すると、入居や退去などの手続きを代行してくれるため、手間を減らせます。
②売却する
維持管理が面倒な方やお金が必要な方は、売却を検討しましょう。
不動産会社に相談し、査定してもらうことで市場価値を確認することができます。
家を売却する際には、仲介手数料や印紙税などの費用が必要です。
また、すぐに買主が見つからない場合もあるため、時間がかかる可能性があることを念頭に置いておきましょう。
③土地の活用

建物の維持管理にお金をかけたくない場合は、建物を解体し土地を活用するのも一つの方法です。
例えば駐車場として貸し出すことで収入を得ることができ、管理の負担も軽減されます。
解体費用が大きな負担になる場合がありますが、自治体によっては「空き家対策」として解体の補助金制度を設けているところもあります。
④空き家バンクを利用する
空き家物件情報を自治体のホームページなどで提供し、空き家の売主や買主を繋ぐ制度です。
空き家バンクを利用することで、空き家を探している方を見つけることができます。
自治体だけでなく、民間団体やNPOが運営するケースも増えています。事前に情報収集をしておくと良いでしょう。
⑤サブリースを利用する
サブリースとは不動産会社が不動産を借り上げて、第三者の入居者を募集して貸し出す仕組みです。
サブリースを利用することで、不動産会社が間に入るため、入居募集の手間がかからず家賃収入が見込めます。

「相続した実家」の問題は、放置すればするほどリスクが増え、解決が困難になります。
何から手をつければ良いか分からない・・一度相談してみたい!という時こそ、あやめ不動産にお問い合わせください。
専門スタッフが対応させていただきます。
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