放置農地は危険!固定資産税対策にもなる賢い土地活用アイデア|あやめ不動産

農地を所有しているものの、遠方に住んでいたり、相続したものの使い道が分からなかったりして、つい“放置農地”になってしまっているケースは少なくありません。

 

しかし、実は放置農地には 税負担の増加・資産価値の低下・法的リスク など、見過ごせない問題が潜んでいます。

 

この記事では、

 

・放置農地がなぜ危険なのか

 

・どんな税金リスクがあるのか

 

・固定資産税対策にもなる活用アイデア

 

を分かりやすく解説します。

 

「使っていない土地をどうしたらいいか分からない…」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

■ 放置農地が危険と言われる理由

 

1. 雑草・害虫の繁殖で近隣トラブルに発展

 

草木が伸び放題になると、害虫や野生動物の発生源になります。


近隣からのクレーム、行政からの指導につながるケースもあります。

 

安い便利屋・リフォーム・貯水槽の清掃なら

2. 不法投棄・無断利用のリスク

 

管理されていない土地は、ゴミの不法投棄、無断駐車、無断耕作などのリスクが高まります。撤去費用を所有者が負担することも・・

 

3. 農地法の制約が厳しい

 

農地は宅地や駐車場と違い、勝手に用途変更ができない土地です。


無断転用すると農地法違反となり、行政から指導を受ける可能性があります。

 

4. 資産価値の低下

 

雑草だらけ・荒れ地化している農地は評価が下がりやすく、売却や活用が難しくなり「税金だけかかって活用できない」という悪循環に陥ることもあります。

■ 固定資産税が上がる可能性も!?農地放置の税金リスク

 

● 農地は本来、固定資産税が安い

 

農地は住宅地に比べて評価額が低く、毎年の税負担が軽いのが特徴です。

しかし……

● 耕作放棄地だと税優遇が受けられない場合も

 

市町村によっては、荒れた農地=機能していない農地と判断され、固定資産税の見直し(増額)対象となるケースがあります。

 

さらに相続した農地を放置すると、

 

・小規模宅地等の特例が使えない

 

・現金化が難しく資産が“凍結”状態になる


などのデメリットも。

 

■ 放置農地を救う!固定資産税対策にもなる活用アイデア


▼ 1. 農地として貸し出す(農地賃貸借)

農地法の制約がある中ではもっとも現実的な方法(周辺の農家が作物を栽培する田畑の拡大として借りたいケースも多いです)

 

農地として利用されるため固定資産税の優遇を維持しやすい点がメリット


▼ 2. 太陽光発電(ソーラーシェアリング)

農作物を育てつつ、上部で太陽光発電を行う仕組み(国の指針で許可が出やすくなり、普及が進んでいます)

メリット

 

・売電収入が期待できる

 

農地転用せずに導入可能(条件あり)

 

・長期的な税負担軽減につながる

 


▼ 3. 物流倉庫・小規模倉庫として活用(農地転用が必要)

納税猶予の終了した農地の有効活用なら的確なアドバイスができる「あやめ不動産」

 

近年、EC需要の拡大により、地方の小規模倉庫ニーズが急増しています。


農地でも、転用許可が下りれば“物流系施設”として活用可能です。

 

● 想定できる活用例

 

・地域工務店・建設会社の資材置き場

 

・ネットショップ事業者の小規模倉庫

 

・共同配送向けのストックヤード

 

・農機具・資材の屋内保管庫

 

・トランクルーム風倉庫(需要上昇中)

 

● メリット

 

・貸し倉庫として安定収入が見込める

 

・農地よりも土地価値が高くなる可能性

 

・物流市場は成長しており継続需要が見込める

 

● 注意点

 

・市街化調整区域では許可が厳しい場合がある

 

・農地転用(5条、4条申請)が必須

 

・道路幅や車両の進入条件をクリアする必要あり

 

倉庫は駐車場より収益性が高いため、中長期で安定した土地活用をしたい方に特におすすめです。

 


▼ 4. 駐車場・資材置き場にする(農地転用)

農地を「雑種地」へ転用し、

 

・月極駐車場

 

・建築業者の資材置き場

 

として活用する方法

 

メリット

 

・初期費用が比較的安い

 

・転用許可が下りやすい地域が多い

 

・小規模でも収益化しやすい

 


▼ 5. 売却して現金化する

 

管理が難しい場合は、早期売却も有効な選択肢です。

 

放置すると土地が荒れ、

 

・雑草・ゴミ撤去費用が発生

 

・測量が難しくなる

 

・買い手がつきにくくなる

 


と、売却条件が悪化していきます。

 

「早めに手を打つ」ことで、結果として固定資産税対策にもなります。

 


■ 放置農地は“資産”にも“負債”にも変わる

 

農地は活用次第で資産価値が上がるか、負債になるかが大きく分かれます。

 

とくに物流倉庫やソーラーシェアリングは需要が高まっているため、放置するより先に検討するほどメリットが大きい土地活用です。

神戸・西宮・芦屋・明石・姫路の不動産のことなら【あやめ不動産】

 

阪神・播磨エリアの不動産売買、相続の相談なら60年を超える実績の河本商店グループの株式会社あやめ不動産にご相談下さい!

 

また、収益物件探し、事業用地探しなどもスピード対応いたします。

 

相続対策・休耕田・空きテナントや空き倉庫・戸建ての売却・工場や会社の拡張などあらゆる不動産を取扱いしています。

 

不動産に関する「売りたい」「買いたい」「相続・共有地の相続したい」「どうしたらいいかわからない」は、《あやめ不動産》にぜひご相談ください♪

 

-阪神本店-
tel:078-882-7757

〒657-0057
兵庫県神戸市灘区神ノ木通3丁目3−16 Y-COURT神ノ木ビル 1F

https://maps.app.goo.gl/MYvpxY5fniT4c9EC7

 

-姫路支店-
tel:079-237-1431

〒671-1107
兵庫県姫路市広畑区西蒲田273−1

https://maps.app.goo.gl/qfN8AQq8PvkLreWGA