売却金額の相場

じつは全国的にマンション売却相場もコロナウイルスの影響で下がっていたものの、2021年3月時点では徐々に戻りつつある状況です国土交通省の発表した不動産価格指数を比較すると、2020年1月の価格相場指数は150.1%でしたが、2021年1月時点では155.6%と前年比で0.5%上昇しています。経済状況による影響が強まることがなければ、今後も同水準を維持する可能性が高いでしょう。

①査定依頼~媒介契約

マンションを売却する際は、まず不動産会社に連絡を取り、売却の意思を伝え、価格の査定を依頼します。

価格の査定が完了すれば、不動産会社との媒介契約に進みます。媒介契約とは、その不動産会社に買主探しと売買の仲介を依頼する契約です。

査定依頼〜媒介契約までのポイントを紹介します。

マンションの売却額は、事例比較方式で査定される

査定時の具体的な比較項目は、以下のとおりです。

  • 最寄りの駅やバス停、公共施設、店舗までの距離
  • 所在階、方位、日当たり、風通し、眺望と景観
  • 住戸の面積、維持管理状況、外からの騒音や振動の程度
  • 築年数と築年数から鑑みる耐震性の程度
  • 専用庭やテラスの有無
  • バリアフリー対応状況
  • 大規模修繕の実施状況
  • 毎月の修繕積立金と管理費の額
  • 所有権や借地権など、土地の権利に関する条件
  • オートロックや防犯カメラなどのセキュリティ状況
  • 高速インターネット回線の引き込み状況

売り出しまでに費用はかかる?仲介手数料などはいつ必要?

マンションを売却する際、売買契約締結までは費用がかかりません。

②売り出し~売買契約

媒介契約を結ぶことにより、不動産会社は販売活動に入りつつマンションを売り出します。売り出し方は不動産会社によって異なりますが、多くはインターネットと店頭での広告です。

マンションは、居住中でも問題なく売れる

マンションを売却する際は、居住している状態で売却せざるを得ないことがありますが、居住中でも問題なく売却できます。

ただし、居住する状態で内覧に対応することになるため、余分なものの処分や清掃をし、いつでも内覧者を迎えられるように準備しておくことが大切です。内覧者が訪問する際は、すべての部屋の照明を付け、明るくして内覧者が満足するまで内覧してもらいます。

③引き渡し~確定申告

買主が見つかり売買契約を締結すれば、いよいよ物件の引き渡しと確定申告です。

決済日と引き渡し日は同日に行う

一般的には、物件代金の決済日に引き渡しも行います。そして決済は平日の午前中に設定します。これは金融機関が営業している時間であり、トラブルが起きたとしても午後に対応できるためです。

当日は司法書士が同席しますが、司法書士による必要書類の確認が済むと、買主が代金の支払いを行います。マンションの場合は、日割り換算した固定資産税や都市計画税に加え、管理費や修繕積立費も支払われます。

売主が着金の確認ができれば、鍵やその他物件に関わる書類などを買主に引き渡します。

売却による利益が出れば確定申告が必要

購入時よりも高くマンションを売却する場合は「譲渡所得」という所得が発生したことになり、確定申告が必要です。

また、譲渡所得があれば、所得税と住民税が課され、納付しなくてはなりません。

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