相続対策というと、遺言書や税金の話を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、不動産の現場でよくあるのは、「事前に不動産を確認していなかったために、相続後に大きな問題になる」ケースです。
今回は、相続が始まる前に必ず確認しておきたい、不動産の3つのチェックポイントを実務目線で解説します。
チェックポイント① 名義は「今の実態」と合っているか
まず最初に確認すべきなのが、登記名義です。
次のような状態は要注意です。
●亡くなった親や祖父母の名義のままになっている
●兄弟姉妹との共有名義になっている
●持分割合を正確に把握していない
名義が現状とズレている不動産は、
●売却ができない
●活用の意思決定ができない
●相続人同士のトラブルになりやすい
というリスクを抱えています。
相続が始まる前であれば、所有者本人の判断で整理できるため、このタイミングでの確認が非常に重要です。
チェックポイント② 境界・権利関係は明確か
次に確認すべきなのが、土地の境界や権利関係です。
特に多いのが、
●境界標が見当たらない
●隣地との境界確認をしたことがない
●私道負担や通行権が絡んでいる
といったケースです。
これらは相続後に発覚すると、
●測量が必要になり費用がかかる
●隣地所有者との交渉が必要になる
●売却までに長期間を要する
など、相続人に大きな負担を残してしまいます。
境界や権利関係は、元気なうちに一度確認しておくことが理想です。
チェックポイント③ 将来「使える不動産」か
最後に重要なのが、その不動産が将来使えるのかどうかという視点です。
例えば、
●長年空き家になっている
●老朽化が進んでいる
●立地的に活用が難しい
こうした不動産は、相続後に
●管理の手間だけが増える
●固定資産税だけを払い続ける
●売りたくても売れない
いわゆる「負動産」になりやすい傾向があります。
相続前であれば、
●売却して現金化する
●活用方法を検討する
●引き継がせない判断をする
といった選択肢を、冷静に検討することが可能です。
相続対策は「不動産の現状把握」から始まる
相続対策で最も大切なのは「今、自分がどんな不動産を持っているのかを正確に知ること」です。
名義 ・境界 ・将来性
この3つを事前に確認しておくだけで、相続後の負担は大きく変わります。
「この不動産、子どもに残して大丈夫だろうか」
「今のうちに整理した方がいいのか知りたい」
そんな段階でも構いません。
まずは現状確認から、一緒に考えてみませんか?
相続前に確認すべき不動産のポイントは、
名義は合っているか / 境界・権利関係は明確か / 将来使える不動産か
この3つです。
相続は、準備する人ほどスムーズに進みます。
「何も起きていない今」こそが、最大のチャンスです。
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