古いアパートは見えないリスクが多数!持ち続けるより売ってしまうべき
古いアパートでも賃料を下げさえすれば経営を続けられることが多いですが、入居率が良くても目に見えないリスクは増えていきます。
最も大きなリスクが、入居者の質の低下です。例えば都心にある激安木造アパートでも入居率が良いものはありますが、こうした物件は家賃の滞納に悩まされる傾向があります。
家賃を下げれば、それに伴い入居審査も緩くするしかありません。そうなると虚偽内容で申し込んでくる方も増えていきます。
こうした人を抱えているリスクは大きいですが、一度審査に通してしまったら簡単に追い出すことはできません。
また、家賃が下がると働き口がない高齢者の比率が高くなります。中にはここを「終の棲家」と思っている人もいますが、いざ孤独死をされれば、アパート全体のイメージが下がってしまいます。
このように、入居率は良くても古いアパートには見えないリスクが沢山あります。今後のことを考えると、頃良い時期に売ってしまうのが安全です。
古いアパートを売る時に知っておきたい「耐用年数」とは?
古いアパートの中でも売れるもの、売れないものがあります。
それは耐用年数といって、法で定められた安心して住める年数のことです。
耐用年数は、物件の構造によって以下のように決まっています。
区分 | 鉄骨鉄筋コンクリート造 | 金属造(肉厚4㎜超) | 金属造(肉厚3~4㎜) | 金属造(肉厚3㎜以下) | 木造・合成樹脂 | 木造モルタル造 |
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法定耐用年数 | 47年 | 34年 | 27年 | 19年 | 22年 | 20年 |
この年数を過ぎると、物件は一気に売れにくくなります。
アパートに安心して住めるのは築20年前後までと考えたほうが良いでしょう。
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